ホームページは難しい・・・では、何が難しいんだろう?

ホームページは難しい・・・では、何が難しいんだろう?

先週の土曜日に、体験環境で体験中の方から連絡があり、話す中で感じたこと。

話の内容は半分はWordPressの基本操作説明とmodellaxのテーマ・プラグインの説明、そして、もう半分はホームページって難しいという内容だった。

 

後者の「ホームページは難しい」というのは、よく聞く内容なのだが、何が難しいんだろう??

 

サーバーの環境作成?

HTMLやCSSのマークアップ?

PHP等のプログラム?

 

仮にこれらの知識が全くなかったとしても、ホームページ(ないし、サイト)を作ることは難しくはないはず、と思います。

 

例えば、自分はこのサイト以外にもWordPressの普及と繁栄を願って、それを広めるための技術的なTIPSのブログを持っており、もう5年以上も続いている。(そのブログではWordPressのみを取り扱っているというわけでもありませんが・・・^^;)

これは自由気ままに技術的な部分や、全く関係のないところの思いの丈や書けるような、そんなブログを作りたかっただけで、気がついたら作っていて、気がついたらずっと続いていた。

当サイトにしても、元々サイト制作を行っていた際に、テーマとプラグインひとつで・・・と思っていたのがきっかけで気がついたら作っていた。

 

要はホームページやサイトを作るということで何が一番難しいかというと、技術云々ではなく「必要なコンテンツ」なんだと思う。

 

自分は十年以上も前のインターネット黎明期に、初めてホームページを作るということに触れた。

その当時はそれこそHTMLってなんだろう、Flashってなんだろう、CGIってなんだろうとそういったレベルでした。

そして、やはりその当時に感じていたことは「ホームページって難しい」。

 

確かに、Flashなどはフレーム操作の他にActionScript、CGIだったらまんまそのプログラムの知識や技術が必要。

でも、結局のところ「必要なコンテンツ」が決まっていないと、それらを駆使してどうホームページを作っていくかは決まらない。

また、その「必要なコンテンツ」が、スケールのとてつもなく大きな構想(=ほぼ全てと言っていいほど漠然とした構想が多い)だったとしても、実際に作るところで明確にそれを設定、もしくは記載しなければいけない以上、単に何がしたいかよく分からないとなってしまう。

双方とも、自分でコードを書かずに必要なコードだけを切り貼りするにしても、何がしたいのかが明確ではないので必要なコードがそもそもわからずに「難しい」ということなんだと思う。

恐らくその辺りがまぜこぜになって、ホームページ(を作るのに必要なマークアップ、プログラム)が難しいと言う、考えのすり替えになってしまったというのが、「ホームページは難しい」と言う所以なんだと思う。

 

今は無料で簡単に本格的なホームページを作れるツールが普及してきていますが、無料で簡単にホームページが作れたとしても「必要なコンテンツ」が定まらなければ、たとえそれを利用したとしても「ホームページは難しい」という風になってしまうではないだろうか、と感じています。

 

「ホームページが難しい」と感じている方は、「必要なコンテンツ」を一度明確にしてみましょう。

そして、それに沿って作ってみると意外と「ホームページは簡単」に作れるようになるかと思います。