飛び石のGWで久々に友人とゆっくり飯が食べられた
ここ半年思い返せば最近手がつまっていて、なかなかまとまった時間が取れてませんでした。
自分もいろいろあって時間が余り取れないものだから今まで友人とも長い時間遊べなかったのですが、日曜から始まってのGWは久し振りの大型連休(ただし、飛び石)で、久し振りに飯→カラオケ&周辺散策&だらだらと、ローカルな移動の中で、友人と共にそれなりにのんびりできた。
カラオケ&周辺散策&だらだら辺りは正直特に語ることもないので、食べた店、飯の食レポチックな記事。
友人と共に行ってきたのは「お食事処さつき」。
そもそも今回の飯の話は、1週間前にブラっk…過酷なローカルの工場仕事の労務環境にいる友人がLINEで「俺、この仕事が終わったら飯とカラオケに行くんだ…」と、テンプレフラグを建てたのが発端。
しばらく友人とは時間の関係で顔を合わせていなかったのだが、その間に積もりに積もる話があったらしい。まぁ「愚痴」ってやつですね。
その辺りの話は、自分なんかに言ってもいいの?それって割とやばいんじゃないの?っていう話が混ざっているので、とりあえず伏せておくことにしようと思います。
で、とりあえず話しながら美味いもん食おう!ってことで車を走らせて長浜のバイパス沿いにある「お食事処さつき」へ。
味よしメニューよし。そして、そういう話をするならやっぱり定食屋。
この「お食事処さつき」は、かなり前からある定食屋で、自分が以前に勤めていた際に2度ほど連れられていったが、非常に美味しかったのを覚えていた。(これは前の会社の人には感謝しておきたい。)
バイパス沿いだから目立つのに、連れられて入って食べてみなければ、もっとずっと後に入ることになったか、最悪入ることさえかなわなかっただろう。
3~4年前にすぐ隣に「塩元帥」というフランチャイズのラーメン屋ができたことも拍車をかけており、恐らくさつきへ一度も入ったことが無ければ、自分の場合はラーメン>定食という図式が成立して足をそちらに運ぶことになっただろうと思う。
で、ちなみにこの「塩元帥」。
バイパス沿いの黄色い看板の鮮やかさと、人の列の華やかさというところで、正直なところさつきよりも相当目立っている。
道中すがらにぱっと見たらまず間違いなくこちらを選ぶだろう。
でも、自分は一度入ったきりここは避けていた。ラーメンは好みというものがあり単にそれが理由だ。
いやいや、塩ラーメンが嫌いというわけではないんだけど・・・むしろ大好きだ。
なにがダメだったかと言うと、ここの塩元帥のラーメンは新規開店後、間もない頃に入ったときに、麺が伸びていたことがあまりよくない印象として残っていた。
麺は伸びても、足は伸びない。これが原因で自分の好みからは遥か遠ざかった。
まぁそれはどこかに置いておいて、このときの自分は何腹かと言われればそれにを抜きにしても定食。
友人の会社への毒の話を聞きながら、さつきへ入店。
隣にお客さんを取られていると思いきや、それと裏腹に中は人でいっぱい。本当に美味い店は客を店外に並ばせるなど無粋な真似はしないのだ。
そして、入店後はカウンター側の席へ。眼の前にメニューがあったので今回腹に収めるものを物色した。
メニュー表そのものは写してきてないが、さつきは定食、麺類(そば、うどん、中華麺)、丼ものと一通り揃っている。
大体飯に行くと麺類に偏るので今回はパス。特にそばはアレルギーなので論外。
(以前入ったときはちゃんぽんを食べたのだが、恐らくそばと同じ釜で湯がいていると思われる。そのときは一応大丈夫だったが、危ない橋は通るべからず。…でもちゃんぽん美味かったんですよねぇ。)
で、自分・友人ともに食うもの決定。
チョイスが偶然少し被っており、自分は「焼肉定食」、友人「焼き肉皿」+「豆腐サラダ」を単品で注文していた。
友人が炭水化物を取らないのが珍しいので、「低糖質ダイエットかな?」と聞いてみると、どうやらそうでもないらしい。
これも会社の毒に当てられてのストレスなのだろうか。
さて、料理の待ち時間の開幕より、怒涛の友人のグランブルタイム。
冒頭にも書いたとおりで厄ネタばかり。詳しくどんな話かはその友人とこの場で触れないことを約束したので、想像にお任せする。
でも、ブラックきgy…ローカルな工場仕事の過酷な労務環境でのあるあるネタが出るわ出るわ。
今どきそんなテンプレートな企業があるのか…と耳を疑うような内容ばかりだった。
そういえば、新聞で滋賀県内のきつい労務環境の是正を求めるフォーラムがあったとかどうとか書いてあったけど、県内でそういうところってやっぱりたくさんあるのね。
大津のいじめ問題だとか、彦根の警官が起こした問題だとかでネガティブなイメージ持たれる滋賀だけど、ステレオタイプに本当にそうなんじゃないかとさえ思えてくる。無論、それとは程遠いところっていうのも少なからずありますが。それを考えると自分は恵まれているのかも知れない。
まぁ、友人の愚痴もほどほどに、友人に豆腐サラダ→焼き肉皿、自分に焼肉定食と順当に料理が配膳された。
いろいろ黒い話ばかりで飯の最中もその話は続いたのだが、自分の頭は、眼の前の飯を食うことの方に思考が行っていた。(友人よ、すまない。自分は腹が減っているんだ。)
とりあえず、自分が注文したものの写真を撮った。
正直、料理は出てきたときが一番美味しいのだが、これはもう今近の文化人の悲しい性というしかない。
焼肉定食と言いつつ肉盛りである。
でも定食屋の焼き肉定食って言ったら、この無造作な肉盛りはイメージ的にはぴったり。
肉そのものはそぼろのようにホロホロだが、ちゃんと焼肉の味がしていて、にんにくのがっつりと利いたタレはとても美味い。白飯との相性抜群。
ホタルイカの酢味噌和えが付け合わせとして付いているのが嬉しい。タレが染みた肉を食ったあと、舌をきちんとリセットしてくれる。
大きめの唐揚げが付いているのも好ポイント。しっかり揚がっていて外パリで中ジューシー。
骨こそないが、これは唐揚げと言うよりは和風フライドチキンと言ったほうがいいかも知れない。
コールスローサラダも完備でこれまた身体にも嬉しい。
味噌汁は普通に家で食べるようなよくよく食べ慣れた味。だが、定食の全体的なアットホーム感と合わさって、調和が取れている。
ちなみに画像ではあまり伝わらないけど実際は結構なボリュームがある。ザ・男の食うメシ。
友人よ。改めてすまない。
飯中の話は、飯の味に気を取られていて6割ほどしか聞いていないんだ。
だが、君も同じ見た目の焼き肉皿を食ったのだから、しっかりスタミナを付けるんだ。
その先にどのような結末が待とうとも…。